還元率とステータスの最強バランス、三井住友銀行のプラチナプリファード
小栗旬さんのCMで見たことがある方もいるかもしれませんが、ポイント特化型のプラチナカードなるものが三井住友銀行から出たので飛びついてみました。
結構中途半端だなーという印象は持たれる感じだなーと思いますが、方向性やメッセージとしては若年層には結構受けるんじゃないかなーと感じておりました。
というのも現在巷にあるプラチナカードはどれもこれもターゲットが高年齢層であるような気がしていて、空港で人込みを避けて餌付けしてもらえる特典はまだしも、接待で活かされるイメージしかないゴルフのチケットやら、アホみたいに高いレストラン・料亭へのアクセス権やら、ggrksと言われて成長してきた自分ら世代にとってはコンシェルズなんかもいらないんですよね。
というか2012年以降経済が比較的安定して、就職率が上がりなんとなく死にはしないぐらい安定はしている状態が続いてきた中で、意外とシビアな判断をする層って目立ってる気がするんですよね。(格差も生まれてますが)
まあそんな人たちに必要なのは経済的合理性の訴求であって、ステータス一辺倒ではないというところに惹かれた訳です。
そこで実際に使ってみておすすめの点を2つまとめてみました。
ステータス:ポイント還元=6:4の黄金比
コロナ時代に合ったポイント特化型
①ステータス:ポイント還元=6:4の黄金比
ポイント特化型のカードとしては競合と呼ばれるものが数多くあります。
例えば楽天カードであれば、楽天経済圏で生活するのであれば勝るものはありませんし、Invitationでゴールドカードにしてそのままプラチナカードにできるエポスカードもあります。
きっとこういったカードの方がポイント還元率は良いでしょう。
ではなぜこのカードを選ぶのか。
それはズバリ、三井住友というステータス性にあります。
ガチ勢と見え張り者のどちらかに分類できるアメックスですが、
「そこまでは見え張んなくても良いしなー、とはいえある程度余裕があるし、ちょっと良いカード持ちたい!けどお得な奴が良い!」
そんな方にはとてもおすすめなのです。
感覚としては、
時計別にそこまで必要ないけど、少し余裕あるし一応買っておくかと思ったときに
「Apple Watch系ほど攻める感じじゃなくて、ロレックスほど高いものじゃない、グランドセイコーぐらいにしようかなー」と思うような人にドハマるんじゃないでしょうか。
個人的には若干ステータスよりな気がするので、ステータス多めの6:4としましたが、服でも時計でもそんな感覚で生きている人は寄り添ってくれるカードだと思います。
コロナ時代に合ったポイント特化型
ポイント還元率は他のカードと比べて見劣りするとはいえ、腐ってもポイント特化型なので、還元率は多くのカードと比較して高いです。
基本の還元率は1%と多くのカードが謳っている0.5%の2倍の還元率。
その他の特約店では最大9%まで還元率が上がります。
注目したいのはセブンやファミマ、ローソンなどのコンビニが+2%になっていること、Go to Travelキャンペーンで利用する機会の多い一休やエクスペディアが+6~9%となっている点にあります。
詳しくは以下。
コロナの影響で在宅勤務になった時、ランチ時に利用するコンビニの利用頻度は以前より増えているのではないでしょうか。
正直会社付近より家の方がランチの選択肢に困る人は多いと思いますので、コンビニかUberEatsぐらいしか選択肢がない人も多いのではないかと思います。
定食屋なんかだと電子マネーが使えないお店も多いので、比較的クレジットカード決済の割合は増えている可能性が高いです。
コンビニをやUberEatsを併用するなら還元率は平均で2%以上は可能です。
そうなれば還元率は他のカードに引けを取らないと思います。
プラチナプリファードは何かのプライオリティをめちゃくちゃ上げて、それ以外はどうでもいい!ぐらいのこだわりを持っている方には向きません。
バランスよくあれもこれも欲しいけど、感覚としてはこれくらいかなーという感性をお持ちの方にはお勧めできるカードだと思うので、ぜひご検討を!